本の香りがあふれる2011上海ブックフェアの会場に、意外にも3000万元の現金が出る！ブックフェアの２日目に、ブックフェアのある展示台で透明なガラスカバーの中に1メートル以上の100元札を見た。全部は3000万元あるとのこと。

　ブックフェアのような人が多すぎるところに3000万元の現金が出て、疑いと驚きを招かずにはいられない。会場でガラスカバーの外の株取引ソフトの広告も見た。展示商の展示台の中の3000万の現金は、ほとんど道具で、一部だけは本物という。関係者が、「株式市場日々向上」というテレビ番組を宣伝するために、現金の賞金を設けて、ブックフェアで人目を引くのだという。

3000万元の現金

　この巨額の現金について、ブックフェアの読者は驚きとさげすみを示した。読者は、平日に3000万元の現金はあまり見かけないが、私達は本を読むために来て、そんな誇大な広告に興味がないと言った。ある読者もブックフェアが読書人と本の好きな人が本を探して交流するチャンスで、今はそんな金臭いことを受けてとても白けるし、不思議だと思った。

　展示商の人目を引く行動に対して、一部だけの読者が足を止めて見るし、ただ写真を撮るに過ぎない。ある読者は笑って、「こんな多くのお金で、目だけでは満足するが、私達は本を買ってくる」と言った。

（実習編集：張　晟）