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初日の豪雨も、読者の足取りを阻止できない
2011年 8月 18日15:35 / 提供:東方ネット

  上海ブックフェアが開幕した初日、朝からの暴雨は、人々に外出にとって大きな障害になったが、午前9時に上海展覧中心では、展示館の入り口に並んで待つ70人以上の本の虫がいた。その多数は学生だった。一番乗りの高校3年生、卒業生の郭さんは、午前7時に家を出て、書籍の展覧で「充電」することを望んだ。聞くところによると、上海ブックフェアは初日販売で270万元の売上で、同時期と比べて24.4%増加し、入場した人数は2.9万人だった。

  今年はちょうど中国共産党の建党90周年と辛亥革命100周年に当たり、上海ブックフェア序文館の主な造型の建物は、上海の第1回党大会跡の街並みの形で、数十種類の革命的な出版物の原本を展示している。上海の書画名家の戴敦邦氏の新作の辛亥革命の人物は、絵画展とサイン即売で、人気が集中していた。主賓市の重慶は『忠誠と裏切り――あなたに真実の紅岩を』など革命的な図書の初版とサイン即売をした。18日、毛沢東の孫娘の孔東梅さんは『毛沢東の箴言』を携えて書籍の展覧に来て、注目された。

  それ以外に、「上海が、初めて発行し全国で売れ行きが良い」は、すでにスローガンではなくて、多くの作者は上海ブックフェアで本を初めて発行しており、これは書籍の展覧での光景となっている。もと『南方週末』記者の李海鵬氏は17日、上海で初めて発行した『遅く来てひっそりと静まり返る』は、李氏の長編小説で、事前に多くの書評家が、ツイッター上で熱烈に支持したため、会場に多くの読者を引き付けていた。国内の初めて医者の職業生活を反映した小説『医学者の仁愛の心』、主賓の重慶市が今回の持ってきた重量級の図書も、初めての発行を選んだ。ブックフェアで、上海と全国出版社の新本の初発行とサイン即売などのイベントは100回を上回るという。

(実習編集:李コウ琳)

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