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唯一の日本出展者クリーク・アンド・リバー社が、上海ブックフェアに出展
2011年 8月 23日16:46 / 提供:

 より多くの日本の本を中国の人々に紹介し、日本文化を理解させるよう17日から23日まで行われた『上海ブックフェア』で、唯一の日本出展者であるクリーク・アンド・リバー社(C&R)が、出版権エージェンシーとして出展した。

 同社営業の易玉艶女史によると、上海ブックフェアは昨年から出版権取引を始めたばかりだ。今回の上海ブックフェアで、20〜30社の出版社と打ち合わせを行ったが、児童の絵本、科学普及類、文学、推理小説などの分野で意向のある出版社が多かった。 

 同社の出版権の代理は出版社が興味のある分野、輸出・輸入したい本の名前など情報が提供されば、関係情報を提供して本を決め、そして、日本の出版社と交渉し、契約に調印して翻訳を依頼して出版するということ流れだ。 

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クリーク・アンド・リバー社ブース

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児童の絵本

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児童の絵本

 また、同社の企画担当の柏容女史によると、C&Rは2010年3月に上海で支社を設立し、日中の出版版権を仲介する出版エージェンシー事業や、クリエイティブ関連業務において日系企業の各種サポートを行なっている。中国において出版事業への取組を検討する日本の出版社のニーズに応え、これまでの成約冊数は約150冊となり、常時1000件以上の出版オーダーに対応するなど、業容を拡大しているという。

(曹 俊 写真も)

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