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『光明日報』が「世界反ファシズム戦争における中国抗戦の地位と役割」を掲載
2015年8月 6日16:07 乛 提供:中国国際放送局

 新聞『光明日報』は5日付で、胡徳坤氏の署名入り文章「世界反ファシズム戦争における中国抗戦の地位と役割」を掲載しました。

 「戦時中の中国は反世界ファシズムにおける4大国の一つだった。中国の戦場はアジアの主戦場で、世界反ファシズム戦争の主戦場の一つでもあった。しかし、冷戦の影響を受け、戦後70年来、世界反ファシズム戦争における中国の重要な地位とその役割が、西側諸国に軽視され、あるべき尊重を得ておらず、忘れられた同盟国となった。これは不公正だ」と訴えました。そのうえで、4つの面から世界反ファシズム戦争における中国抗戦の地位と役割を指摘しました。

 1.中国は世界で最も早くファシズムの侵略に抵抗し始めた国であり、世界初の反ファシズム戦場を切り開いた。

 2.中国の戦場は始めから終わりまで日本陸軍の主力を迎え撃った、アジアの反ファシズム戦争の主戦場である。

 3.中国の抗戦は日本の世界戦略を力強く制約し、ソ連、アメリカ、イギリスなど同盟国の作戦を効果的に支援した。

 4.中国は反ファシズム連合の創設を促し、戦後の国際秩序の再建に積極的に参加した。

 文章では最後に「当時、国力の弱い中国は、第2次世界大戦中に強い日本ファシズムに抵抗し、世界初の反ファシズム戦場を切り開いた。アジアの主戦場として、持続的な抗戦を堅持し、米·英·ソなど、同盟国の各戦場での作戦を力強く支援し、反ファシズム連合の創設を促し、戦後の新しい国際秩序の構築および国連など国際組織の創設のために重要な貢献をした。歴史が立証しているように、中国は米·英·ソと反ファシズム4大国と併称されるという名に恥じない。第2次世界大戦の勝利は、中国および世界の幾千万人の犠牲を払って得た、得がたいものである。第2次世界大戦の勝利の成果を守り、世界の平和、発展、協力という良好な趨勢を維持することは、中国と世界各国の共同の責任である」と改めて強調しました。

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