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中国代表第二次世界大戦の歴史を銘記し未来を切り開くよう呼びかける
2015年5月 7日9:30 乛 提供:新華網日本語

  【新華社国連5月6日】中国の劉結一国連常駐代表は5日、第二次世界大戦の歴史は銘記してこそ、真の未来を切り開き、『国連憲章』の中の後世が再び戦禍に遭うのを避けるという趣旨を実現させることができると表明した。

  第69回国連総会が5日、第二次世界大戦勝利70周年記念特別会議を開いた。劉結一代表は発言した際に、次のように述べた。世界反ファシズム戦争勝利および国連創設70周年に際し、国際社会は一連の記念行事を開催する。中国政府は今年9月に中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念活動を盛大に行う。

  劉結一代表は次のように述べた。世界反ファシズム戦争の勝利は、中国人民を含む世界の人々が莫大な代価を支払うことによってとって替えられたものだ。この戦争は世界の人々に重要な啓示も残しており、我々は永遠に銘記するに値する。前事を忘れざるは後事の師なり。歴史の否定は許されず、歴史の忘却は裏切りを意味する。我々が歴史を強調するのは、憎しみを抱き続けるのではなく、平和への憧れや堅守を人々に呼び起こすためなのだ。戦争の悲惨さをしっかりと記憶にとどめてようやく、平和の尊さを大切にすることができる。歴史を銘記してようやく、真に未来を切り開き、『国連憲章』の中の「後世が二度と我が世代の経験した痛ましい戦禍に遭うのを避ける」という趣旨を実現させることができる。

  劉結一代表はまた次のように述べた。中国側は幅広いメンバー国と共に、世界の大勢を把握し、時代の流れにしっかりと乗り、国際関係の中で相互尊重、平等な待遇を堅持し、協力·ウィンウィン、共同発展を堅持し、共同、総合、協力、持続可能な安全観を堅持し、異なる文明の共同存在や互いを鏡とする文化交流を堅持して、協力·ウィンウィンを核心とする新型国際関係の構築を共に推し進め、人類の運命共同体の建設を推進し、世界各国の人々によりすばらしい幸福をもたらすよう望んでいる。


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