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チベットの樟木鎮、音信不通だった住民全て避難
2015年4月 29日15:25 乛 提供:中国国際放送局日本語放送

 ネパールで起きた大地震の影響で、交通や通信が遮断されていた中国チベット自治区樟木鎮では28日、主な道路や通信が復旧され、全ての住民が避難しています。

 樟木鎮の建物は山の斜面に沿って建てられたものが多く、地震による土砂崩れで、建物や道路がひどく損壊しました。その影響で、交通手段や通信が70時間余り遮断されていました。

 これを受け、チベットの公安当局は直ちに復旧作業に取り組み、28日、樟木鎮の主な道路や電話通信が再開されました。また、地元住民4250人余りが全て避難所に収容されています。まだ余震が相次いでいることから、恐怖や不安な状態にある住民も多く、避難所では、心のケアが始まっているということです。

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