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啓蟄の民俗:「小人を打つ」
2015年1月 15日17:10 乛 提供:

 啓蟄の象徴は旧暦の2月になって雷が鳴り、冬眠中の蛇、虫、ネズミ、蟻を呼び覚まして、あちこちで食物を探すことを意味する。昔、人々は線香、ヨモギを持って、家の壁や塀の角のところに香りで虫とかび臭いを消散させる。だんだん、思い通りに行かない人が相手を打って、悪運を追い出す習慣になっている。つまり「小人を打つ」である。  

 「小人を打つ」は民間の伝統文化になり、大部分の人は「小人を打つ」を通して、心の中のプレッシャーを解消する。また、新しい年の順調を祈り、人生の希望そして、真·善·美を求める。香港では、「小人を打つ」は現在、民政事務局に「無形文化財」の一つになっている。