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大寒の紹介
2015年2月 4日10:48 乛 提供:

  「大寒」は一年の最後の節気であり、気象の記録の中では大雪から冬至、小寒までの間のように寒くなっていないが、依然として寒い時期にある。わが国の風習では、特に農村では、「大寒」になると、人びとは急いで古いものを取り除き新しいものを迎え、旧正月の料理の材料を塩漬けにし、その用品を用意し始める。清代の『真州竹枝詞引』の記載によると、「ブタ肉、ニワトリ、魚、アヒルを塩漬けにし、これは旧正月の料理の材料で、それを調理して新しい歳を迎える……」。人びとは春、夏、秋のたいへんな忙しさを経て、「冬の3カ月」の農閑期に入り、大寒の到来に伴い冬の農閑期は終わりに近づき、魚を塩漬けにし、燻製(くんせい)の肉を用意する頃になると、すでにかすかに大地に春が戻ってきた景色を感じとることができ、この時になれば人びとも体、心の状態を節気の変化に従って調整を行うべきである。