Home > 特集 > Bricsシンクタンクフォーラム  > ブリックス銀行、上海に新たなチャンスを=屠光紹常務副市長
ブリックス銀行、上海に新たなチャンスを=屠光紹常務副市長
2014年11月 6日16:08 乛 提供:東方ネット

東方ネットの独占インタビューを受ける屠光紹·上海市常務副市長

 ブリックス国家の新開発銀行の本部は上海に置かれることは国際金融センター、自由貿易区の建設とどのような連動発展ができるのか?11月6日、ブリックスシンクタンクフォーラムは北京で開幕した。屠光紹·上海市委員会常務委員·常務副市長が東方ネットの独占インタビューを受けた。

 屠氏によると、「上海金融センターの建設は自由貿易区の改革を先行に、自由貿易区改革は人民元レート市場化、人民元の国際使用と外貨管理を革新内容として、自由貿易区で経験を累積し、これは上海の国際金融センター建設にとってとても大切だ」。そして、ブリックス銀行の建設は国際金融センターの建設と相互補完関係で、「ブリックス銀行の上海創設は中国対外開放の重要なプロセスで、その位置づけと機能は上海金融センターの建設とブリックス国家間の交流を促進する」

 また、屠氏は上海の国際金融センターの建設の欠陥は国際化程度が遅いと指摘した。ブリックス銀行の創設につれて、金融サービス業が更に開放し、より多くの金融機構が上海に進出でき、上海のローカル機構も海外に走り出せ、金融資本の配置が加速できるという。

ブリックス銀行の創設は上海に六つのチャンスを与える

① 上海で他のブリックス国家間の新しいプラットホームを作る。ブリックス国家が今回の金融危機後、グローバル経済の新しい発展を計画している。この新しいプラットホームは各国の協力を整合し、新たな働きを果たす。

② 中国とブリックス国家との新しい協力空間を開拓する。世界経済からみると、ブリックス国家は重要な位置づけで、各国は長い協力歴史を保ち、ブリックス銀行が創設以降、ブリックス各国間の新たな空間が開拓できる。

③ ブリックス銀行の創設はブリックス国家が金融分野での新しい段階に入る意味する。

④ ブリックス銀行の上海創設は上海の国際金融センター建設にとって、特に国際化の方では重要なシンボルである。

⑤ 上海の都市機能の上昇。上海経済構成の調整につれて、サービス経済の発展の加速が必要で、特に金融サービスをはじめ、ハイエンドのサービス業は上海の次段階の経済モデルチェンジの大切な部分となる。

⑥ ブリックス銀行の上海創設は上海、及び中国の金融レジームと国際金融レジームの交流に新しいキャリヤーとなる。世銀、IMFそして他の金融レジーム、これは現行の国際金融システムで、国際金融組織の不完全の補充はブリックス銀行の設立を通して、より深く国際金融機構が各方面での健全と完備を促し、より良く働きを果たす。

(編集:兪静斐)

関連記事