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上海交通大学楊力教授:CSR促進の海外の経験を紹介
2016-7-14 10:25:36 来源:東方ネット

 「社員、株主、消費者、仕入先、バイヤー、政府、コミュニティ、同業他社などに対する責任は何れも企業の社会的責任と考えられる。」このほど、上海交通大学の楊力教授は東方ネットのインタビューに応じて、CSR優秀ケース選考活動や企業の社会的責任について自分の考えを語った。4月28日に「『エコで未来を共有』企業の社会的責任(CSR)優秀ケース選考活動」が始まって以来、合計83社から100ケースの応募があった。現在、投票と一次審査が終了し、次の段階に入ったところだ。

 CSR海外の経験:CSRの発展を法的に促進

 楊力教授はCSRに関わる海外の先進的経験について以下のように述べた。たとえば国際的な組織の「The global compact」は、企業の社会的責任についてISO26000国際標準を発表、10の原則に基づいて企業の社会的責任の意味と発展モデルなどを提示している。 また世界各国も様々なやり方でCSRの発展を促進している。たとえばアメリカとイギリスは、CSRのために企業関連の法律を改定したこともある。インドでは企業が上半期の純利益の3%を下半期のCSR活動に投入する法的義務があるという。

 上海のCSR発展は全国一

 上海でのCSRについて、楊力教授は次の3つの面で成果を強調した。一つ目は、業界に強い影響力を持つ上海経済団体聯合会が、上海の各国営企業、外資企業、民営企業と提携して、毎年CSRレポートを発表していること。二つ目は、上海市浦東新区政府がCSR推進弁公務室を設立し、浦東新区にある各企業のCSRレポートと区域競争指数を発表したこと。三つめは上海市質量技術監督管理局が上海のCSRレポート標準を発表したことである。

 最後に楊力教授は、今回のCSR優秀ケース選考活動について「選考によって企業の社会的責任のモデルケースを提示する一方で、政府と主要メディアが主催する同イベント自体も優秀なCSRケースになるよう」との期待を述べた。

(編集:範易成)

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