４月２８日「エコで未来を共有」企業の社会的責任（CSR）優秀ケース選考活動が上海で始まった。上海市人民政府新聞弁公室、上海市商務委員会、上海市環境保護局の指導、解放日報（上海観察）、上海日報、東方ネット共催による同活動は、CSRのケース募集選考と、エコ推進フォーラムの２部で構成される。

  上海が科学技術革新の中心的役割を担っていくためには、エコの推進は大変重要である。この活動は、ケースの選考を通じて企業のエコ経験を共有し、上海のエコビジネスの発展を促進するのがねらいだ。

  今回はエコ賞、価値共有賞、責任創造賞の３賞が設けられており、またエコ賞には、エコ製品·サービス優秀賞、エコサプライチェーン優秀賞、エコ経営優秀賞がある。価値共有賞には、コミュニティ共有優秀賞、社員思いやり優秀賞、コラボレーション優秀賞がある。責任創造賞には、責任創造優秀賞と海外責任創造優秀賞がある。

  対象となる企業は、上海に登記、またはその子会社が上海に登記している企業（外資企業、国営企業、民営企業等）で、且つ過去３年間、違法·犯罪·処分の記録がない企業である。

  選考は３ヶ月間かけて４ステップで行われる。まず４月２８日～５月２７日に企業の優秀ケースを募集する。次に５月３０日～６月１０日、選考委員会が企業から提供されたケースの初審を行う。その後６月１３日～６月３０日に一般からのネット投票を行って、それを専門家の採点と合わせて賞を決める。そして最後は７月にサミットを行い、企業に賞を授与する予定となっている。