伊勢丹が瀋陽から撤退
2013年 6月 12日17:49 / 提供:
中国・遼寧省瀋陽市の小売市場に5年前に進出した三越伊勢丹ホールディングスがこのほど経営を中止すると発表した。これで瀋陽伊勢丹デパートは伊勢丹が中国で閉店する三つ目の店舗になる。
三越伊勢丹ホールディングスは日本一の小売グループで、小売業を中核にしていて20数年の海外進出経験を持っている。伊勢丹は中国の上海、天津、成都などの大都市で7店舗を持っていたことがある。瀋陽伊勢丹デパートは上海華亭デパートと済南伊勢丹デパートに続いて閉店する三つ目の店舗となる。
瀋陽伊勢丹デパートはやむを得ずに撤退することに決めた。その原因として一、言語的問題。伊勢丹は日本資本なので中高層管理職はほとんど日本人である。二、ブランド位置付けの不適切。伊勢丹は瀋陽進出前に瀋陽店舗を中間価格帯のデパートに位置づけたが、瀋陽市の消費市場は二極化した。三、伊勢丹が最終的に瀋陽から撤退する直接的原因はリース料の引き上げだといわれている。
(編集z 写真:新華社)
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