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夏の飲食で気を付けるべき6つの原則
2014年 6月 19日14:10 / 提供:人民網日本語版

 1年で最も暑い7月、8月の夏の2カ月間は、冷房の効いた部屋から外に出た途端、全身汗まみれになったりと、仕事や生活の上で多くの煩わしさが生じてくる。このような炎天下の中、どのような食事をすれば健康を保てるのかといった問題が多くの人の関心を集めている。人民網が伝えた。

 ■原則1

 規則正しく食事をとる

 夏の間は、規則正しく食事を取ることが大切。食べたいときに食べて、食べたくないときには食べないといった不規則な食生活は脾胃(東洋医学では胃腸?膵臓?肝臓?胆嚢?小腸など消化器系の臓器を指す)の機能を低下させ、胃の病気を引き起こす。

 ■原則2

 あっさりしたものを食べる

 気温が高い夏は、通常より汗をかいたり水を多く飲んだりするため、胃酸が薄まってしまうほか、消化液の分泌が減少して消化機能が弱まるため、食欲不振に陥りやすい。油っぽいものを食べすぎると、脾胃に負担がかかり、栄養の消化?吸収にも悪影響を及ぼす。このため、夏は緑豆やスイカ、蕎麦、棗(なつめ)、鶏肉、鴨肉、ガチョウ肉、白身魚、豆乳、梨などのさっぱりしたものを食べること。

 ■原則3

 健康に良い食材の効果的な取り方を考える

 夏の飲食で注意すべきなのは、健康に良い食材の効果的な取り方を考えることだ。小麦粉?白米などの精製された食品やトウモロコシ?麦などの雑穀との取り合わせに気をつけ、雑穀を1週間に3回は食べる。また、水分が多いものと乾燥したものとの取り合わせにも気をつけたい。朝は麺類や豆乳、昼食はご飯、夜は1日ご飯ものを食べれば、翌日にはお粥を食べるなどバランスを考えて取ること。魚?肉料理と野菜の取り方では、青菜や瓜類、豆類などの野菜をメインにして、肉や蝦などの魚?肉料理を副菜にする。

 ■原則4

 薬膳粥を食べる

 夏に滋養強壮に効くものを取りすぎるのはよくない。なるべく油っぽいものを控え、緑豆やインゲン、蓮の葉、ペパーミントを入れたお粥など、熱を下げたり、涼しくなる効果のある食べ物を多めに取る。

 ■原則5

 身体を冷やさない

 炎天下の夏に、冷たいものや飲みものを適度にとれば、人は精神的にも身体的にもすっきりしたと感じる。しかし、取りすぎてはならない。冷たいものを取りすぎると、脾胃の働きが弱まり、食欲不振や胃腸の機能低下が引き起こされる。

 ■原則6

 お腹いっぱい食べない

夏に暴飲暴食をしてはならない。特に晩御飯をお腹いっぱいたべるのは厳禁だ。高齢者と子供の消化能力はもともと高くない上に、夏はさらに機能が低下する。食べすぎによって、消化不良で脾胃の働きが悪くなり、胃の不調が生じやすくなる。

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