米国の現代アーティストである、アレックス·カッツの作品展がこのほど、上海復星芸術センターで開催された。５月２９日から８月９日までの期間中、絵画や切り絵、彫刻など代表作約３０点を展示する。

  アレックス·カッツ（1927年7月24日生まれ。今年で93歳）は、アメリカ合衆国のポップアート運動に参加した美術家（フィギュラル·アーティスト）で、とくに肖像画や風景画、彫刻、版画で有名である。画面からはみ出したような構図や、透き通るような色使いが魅力だ。抽象主義が台頭している中、リアリスティックな表現を試みる数少ない作家としても知られる。