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嘉定紫藤園で藤の花が見頃 創始者は日本人

2019.04.22 17:32 | 提供:東方網 | 編集者:王笑陽

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 4月20日、藤の満開を迎えて大勢の観光客でにぎわう嘉定紫藤園。

 嘉定紫藤園の創始者は、日本の岡山県和気町の藤本道生元町長である。藤本氏は友好交流を結ぶ中国の自治体を探そうと、1978年に初めて上海の嘉定を訪ねた。その後毎年、日本の各団体を連れて上海嘉定を訪ねる中で、嘉定区の方にも代表団ができ、日本の和気町を訪問した。両町の交流が深くなるにつれて、1992年に嘉定区と和気町は、正式な友好交流関係を締結した。そして1997年、友好締結5周年を記念するために、藤本町長は日本で育てた藤の苗120本を上海へ持ってきた。嘉定城南の古城河の近くに植えられたこの藤が、今では1万平方メートルの広さを誇り、上海の藤の名所として有名になった嘉定紫藤園の原点だ。藤の見頃ともなると、観光客が満開の藤棚の下に集まり、その美しさに魅了されている。

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