新華網によると、上海市松江区佘山鎮にある「深坑ホテル」と呼ばれる上海佘山世茂洲際酒店が、今年１０～１２月に正式に開業する予定だという。

　「深坑ホテル」の工事は２０１３年３月に始まり、これまで５年以上が経った。地表から深さ８０メートルの鉱山跡地のくぼみを利用し、地下１６階、地上２階の構造となる。さらに地下層のうち最も低い２階は水面下にあるので、部屋のガラス面を通して、まるで海の底にいるかのように魚の群れが悠々と泳いでいる姿を見ることができる。

　　着工以来、工事に伴う数々の難題を乗り越え、４０件の特許を取得したそうだ。現在は内装工事が着々と進んでいるところであり、このほど最新の写真が公開された。