２０１７年１２月１７日午前１０時３２分、２機目となる中国国産大型旅客機が、上海浦東国際空港で初めての試験飛行に成功した。これによりエンジンをはじめ、飛行機の各機能が全面的テスト段階に駒を進める。

　今年５月５日、Ｃ９１９の第１号機が初飛行に成功、１１月に西安にある閻良空港まで移動して、テスト段階に入った。中国商用飛機有限責任公司（COMAC）はテスト飛行に計６機を投入する計画で、１号機から３号機までは主に機能、構造、操縦システム、４号機は航空電子設備と照明システム、５号機は機内環境制御システム、キャビン、高温·低温試験、６号機はキャビン、機能安全性など、各種のテストを順次進めるという。

（王笑陽）