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西湖十景を巡ろう

2016年 9月 4日13:02 編集者:兪静斐

 北宋の詩人蘇東波はこの湖をこよなく愛し、その詩の中で中国古代の美女西施にたとえて「西子湖」と詠んたことから、西湖と呼ばれるようになったといわれている。白堤、蘇堤の2本堤と湖をめぐる特に美しい風景を「西湖十景」という。四季おりおりの美しい姿は有名だ。

  蘇堤春暁

  (そていしゅんぎょう)蘇堤は西湖の西側に六つの橋て結ばれている長い堤、北宋代、当時の地方官蘇東波が築いたもの。堤の上蘭、桜、芙蓉など多種観賞花木が植えられている。

  平湖秋月

  (へいこしゅうげつ)白堤の西に突き出た形で八角亭がある。三面を湖に囲まれたこの場所は、お月見には絶好の場所。湖に映る秋の月も美しい。

  曲院風荷

  (きょくいんふうか)

  曲院は南宋朝廷用の酒を造る所、その庭の蓮花が美しいくて甘い芳香が漂うために観光名所になった。現在でも100種以上の蓮が植えられていると言う。

  南屏晩鐘

  (なんへいばんしょう)南屏山に千年の歴史を持つ浄慈寺には、108回目の鐘が鳴るとちょうどう新年の始まりという、毎年大晦日に大勢な国内外の旅人が集まった。鐘の音は夕霧にかすむ山々に響き、人々を感動させたと言いう。


  柳浪聞鶯

  (りゅうろうもんおう)西湖東岸に広がる芝生や柳が美しい宋代の庭園。長い散歩道に各種類の柳が植えられ、微風に揺られて、鶯の鳴き声を聞く情景を”柳浪聞鶯”と表し、園中楼閣や亭も配されている。園内に日本の桜も植えられ、そのあたりに「日中不再戦記念碑」がある。