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(フォーカスG20)習近平主席が2016年G20ビジネスサミットの開会式に出席し基調講演を行う 中国は新たな歴史のスタート地点に立ち G20は革新、開放、連動、包容の世界経済構築を推進すべき

2016年 9月 4日14:19 提供:新華網日本語

新華網杭州9月4日(記者/韓潔、黄筱)習近平国家主席は3日、2016年20カ国・地域グループ(G20)ビジネスサミット(B20)の開幕式に出席し、『中国発展の新たなスタート地点世界の成長の新しい青写真』と題する基調講演を行い、中国側は各側と共に、革新、開放、連動、包容型の世界経済を構築し、世界経済が力強く、持続可能で、バランスの取れた、包容的成長の道を歩くことを推進できるよう望んでいると強調した。

習主席は講演の中で次のように指摘した。今日の中国はすでに新たな歴史のスタート地点に立っている。中国は改革を揺るぎなく全面的に深化させ、より良い発展の見通しを切り開いていく。革新により発展を駆動する戦略を揺るぎなく実施し、より強い成長の原動力を放出していく。そして、グリーン発展を揺るぎなく推進し、より優れた質と効果・利益を求めていく。公平と共有を揺るぎなく推進し、一層多くの民衆福祉を増進させる。また、対外開放を揺るぎなく拡大し、より広範な互恵・ウィンウィンを実現させる。中国は経済の中高速成長を保つ自信と能力があり、引き続き自身の発展を実現させると同時に、世界により多くの発展のチャンスをもたらしていく。

習主席は更に次のように指摘した。G20が革新型世界経済を構築し、成長の源を切り開かねばならない。開放型世界経済を構築し、発展の空間を広げねばならない。連動型世界経済を構築し、インタラクティブな合力を凝集しなければならない。包容型世界経済を構築し、ウィンウィンの土台を固めるべきだ。

習主席はG20メンバーが次のような行動を直ちに取るよう呼びかけた。

第一に、平和で安定した国際環境を共同で維持すること。

第二に、協力ウィンウィンのグローバルパートナーシップを共同で構築すること。

第三に、グローバル経済ガバナンスを共同で改善すること。

習主席は、中国側が杭州サミットを主催する目標の一つは、G20が短期的政策から中期・長期的政策への転換を実現し、危機対応から長期的ガバナンスメカニズムへ転換するよう推進し、そのグローバル経済ガバナンスの重要なプラットフォームとしての地位を強固なものにすることを指摘した。

習主席は最後に次のように指摘した。ビジネス界は成長促進のための新戦力で、G20のビジネス界関係者は1年間の会議のプロセスに積極的に参与し、杭州サミットに積極的な貢献を行ってきた。今回のビジネスサミットが円満な成功を収めるよう事前にお祝いする。

(新華社より)