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上海のイノベーションセンター建設に、紫竹ハイテクパークは欠席しない―駱山鷹氏独占インタビュー

2015年 8月 26日17:04 提供:東方ネット

上海のイノベーションセンター建設に、紫竹ハイテクパークは欠席しない―駱山鷹氏独占インタビュー

駱山鷹氏

 閔行区東南部にある上海紫竹ハイテクパークは、隣に上海交通大学と華東師範大学の2校があり、清浄で静かな雰囲気に囲まれている。2013年に設立された同パークは「若者」と言えるが、「エコ、人文、サイエンス」の指導理念を基に、全国で唯一の民営企業を投資主体とする国家級ハイテクパークとして、紫竹パークの番付は全国の129ヶ所のうち18位に上がった。

 今回、紫竹ハイテクパーク書記·副総経理の駱山鷹氏がインタビューを受けた。

大学助力+体制活力で、短所を補う

 「国際的に見ると、よくできているハイテクパークは、常に大学との提携が緊密で、例えばアメリカのシリコンバレー、インドのバンガロール、日本の築波などがあり、紫竹パークにもこういう特徴がある」

 駱氏によると、同パークは建設初期で、巨額の金額を投資して上海交通大学と華東師範大学を導入した。これで大学人材と重点科学研究プロジェクトの優位性があり、高級人材の育成拠点に作り、同時に、自主知的所有権あるハイテク企業を育てたと紹介した。

 そして、人材だけではなく、メカニズムの優位性は他のハイテクパークとの大きな違いだ。

 同パークは唯一の政府、企業、大学が共同投資するパークで、民営企業を投資主体とするハイテク技術産業開発区だ。駱氏は「民営企業は効率、人材採用メカニズム、方策メカニズムと激励メカニズムで優位性があり、これも民営企業の魅力的な所だ」と話した。

 また、ここ数年、交通、インフラ施設などが高速発展している。地下鉄15線は年内に起工し、虹梅路快速道路は2017完成する予定だ。

多国籍企業がパークの発展を支える

 今年6月末までに、園内の外資系企業は156社になり、そのうち投資性及び地域本部6社、研究開発センター16ヶ所、外国企業の投資総額は54.34億ドルに達した。

 これまで、多国籍企業の紫竹パークの税収貢献は高い比重を保っている。最初の段階から高速発展段階まで重要な柱となっている。

 駱氏は四つの方面から多国籍企業がパークでの重要な地位を紹介した。

 まず、多国籍企業は世界的な影響力があり、グローバル化研究プロジェクトを上海に持ってきて、関係ハイテク産業の集中を推し進めた。それから、多国籍企業の進出は上海のイノベーションセンターの建設に、政策上の意見を出してくれた。また、多国籍企業は一部の社会責任を担当した。最後に、優秀な多国籍企業は現地のハイテク技術人材を育成し、これも国家ハイテク技術発展の重量な力となっている。

イノベーションセンターの建設に、欠席しない

 世界的の影響力あるイノベーションセンターの建設は2015年上海の「1号課題」だ。ICチップとソフトウェア、デジタル視聴、新エネルギー、航空、新材料、生命科学など六つ産業を主導する紫竹ハイテクパークも建設任務を担当している。

 駱氏の紹介では、同パークは『紫竹国家ハイテクパークが世界的な影響力あるイノベーションセンターの実施意見』を発表し、奨励対象と方式標準を明らかにした。

 今後、知的所有権システムの完備を努め、特許成果転化産業を推し進めて、国家知的所有権モデルパークの建設を推し進める。

(編集Y)