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三大イノベーション機能が浦東で形成へ

2014年 12月 30日17:26

三大イノベーション機能が浦東で形成へ

 このほど、上海市党委員会常務委員、浦東新区党書記沈暁明は記者インタービューで、浦東新区でグローバルに影響できる科学技術のイノベーション中心を作り上げることについて、三つのイノベーション機能の形成が重要なポイントを指摘した。

  沈暁明書記はこの科技イノベーション中心がメスメディアに言われている「上海市第五の中心」を意味することではなく、「四つの中心」の建設に溶けこんで、「四つの中心」の有力的な支えを強調した。その理由は、経済、金融、港運、貿易中心の建設が科学技術の支えがなければならないことだ。  

 沈暁明書記は浦東新の科学技術イノベーションの発展について、下記三つのイノベーションの新しい機能の形成が重要なポイントと強調した。

一、グローバル向けのイノベーション要素の集積機能を持ち、世界の企業、組織、人材、資金、情報、技術などの要素を浦東新区に集積させて、技術イノベーションの資源が最も集積、イノベーション活動が最も活躍な地域になる。

二、イノベーション成果の産業化機能を持ち、イノベーションによる経済を駆動する成果が最も大きい地域になる。

三、地域イノベーション体系の建設の先行試行機能を持ち、イノベーションが最も活力のある地域の一つになる。  

 また、沈暁明書記は、グローバル的な影響力を有する科学技術イノベーション中心の建設のため、まず高いレベルと影響力のあるイノベーション的な企業を集まらなければならないと強調し、浦東新区が下記五つ種類のイノベーション企業の集積を求めていることを説明した。

一、産業分野の細分化にリード地位と影響力がある。例えば、維亜生物(Viva Biotech Ltd.)は一つの蛋白薬のバイオ製薬企業で、お客さんが世界一流の蛋白薬品の企業。このような企業は我々がほしい企業。

二、業務がグローバル展開のこと。例えば、GSK(グラクソ·スミスクライン)は世界に3カ所のR&Dセンターを持っており、浦東新区のR&Dセンターは神経システムの薬物を開発している。開発した薬品は世界各地で新薬申請を行う。このようなR&Dセンターはグローバル的な影響力を持ち分け。

三、技術が国際先進レベルに達すること。例えば、上海光源の技術水準は国際先進レベルで、世界において有数の存在ですので、我々は上海光源センターの第二期整備を全力的に支援すべきだ。

四、製品が国際主流市場に進出したころ。例えば、中微半導体は集積回路装置の中のエッチング装置開発の専門会社で、製品がTSMC社などの国際代表的な半導体会社に納入されている。

五、国際トップクラスのチームがあること。一部の創業企業は国際一流になってないが、国際的な影響力を持つ開発チームがあり、例えばチームにはノベール賞受賞者、イギリスRoyal Society会員、アメリカアカデミー会員、世界トップ500社の前任グローバル高級技術責任者がいるので、これらの企業は潜在力が絶大。


(報道:解放日報 記者:王志彦 日本語編集:杜軍)