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現在有効な中国ビサ、居留許可を持つ外国人入境の一時停止について

2020年3月27日 15:04
 提供:東方網 編集者:王笑陽

 外交部と国家移民管理局が26日に発表した公告によると、新型コロナウイルスによる肺炎が世界中に急速に広まっていることを受けて、中国は、現在有効な査証(ビサ)または居留許可を持つ外国人の入境を一時的に停止することを決めた。2020年3月28日0時から実施する。

 APECビジネストラベルカードを持つ外国人の入境も一時停止する。また、寄港地ビサ、24/72/144時間通過ビサ免除、海南省30日入境ビサ免除、上海クルーズ船ビサ免除、香港·マカオからの外国人旅行団が広東省に入境する際の144時間ビサ免除、ASEAN諸国からの外国人旅行団が広西チワン族自治区に入境する際の15日ビサ免除などの政策も、一時的に停止する。

 いっぽう、外交、公務、礼遇、Cビサで入境する場合は影響を受けない。外国人が必要な経済貿易、科学技術などにかかわる活動を従事するために中国を訪れる場合、または人道上の必要性がある場合は、中国の在外大使館または領事館にビサを申請することができる。26日の公告が発表されたあとに発給されたビサを持つ外国人の入境は影響を受けない。

 これは中国が現在の感染状況を対応するために、多くの国の対策を参考にやむを得ず取る臨時の措置である。中国は各方面と緊密な意思疎通を維持し、現在の情勢のもとで国内外人員の往来を適切に処理する。感染情勢の変化によって措置を調整し、別途公告することにした。