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絵も描いて応援するよ 大分県が武漢に幼児用マスクを寄付

2020年 2月 14日16:28 提供:東方網 編集者:曹俊

 新型肺炎が流行して以来、日本の友人は「中国がんばれ!」の応援物資を続々と送ってきた。そして、これら物資に書かれていた詩も中国で話題となった。元首相の村山富市氏も「武漢、がんばれ!中国、がんばれ!」と書いて支援物資を送ってきたが、今回は村山元首相のふるさとの日本大分県からも援助物資が送られた。ここには詩だけでなく、大分県の子供たちが描いた応援の絵も描かれている。

 先日、日本の大分県華僑華人会は、大分市中心商業広場で「武漢がんばれ。武漢のための募集」という支援物資の贈呈式を行った。関係者によると、これらの寄付活動は2月2日から行われてきたもので、地元の中日友好に取り組んできた人々や、一般市民の大きな支持を得たという。日本でもマスクなどが非常に不足しているが、大分県の各界の努力の結果幼児用マスクが集まり、在福岡中国総領事館を通じて、最速で武漢児童医院に寄付された。大分県から武漢への提供はこれで2回目となる。

 会場に設けられたサインボードには、「武漢がんばれ!中国がんばれ!」などの温かい言葉が書かれ、募集箱の前には長い列ができた。会場には300人ほどが集まり、大学生や高校生もいれば、親に連れられて来た小学生もいた。子供たちは中国への愛と希望を笑顔と共に伝えようとしているかのようであった。さらに現地の農家も自家製の新鮮な果物と野菜を持ち寄り、その売上金を物資の購入用として寄付していた。

 集まった物資には、「大分与武漢同舟共済(大分と武漢は同じ船。互いに力を合わせて困難を乗り切ろう)」と書かれている。さらには子供たちが武漢の子供に向けて描いた絵や、「愛の力で夢を築く」、「中国がんばれ、武漢がんばれ」などの字も書かれている。大分華僑華人会の里中玉佳氏によると、これらの絵と文字は、10日に溝部学園幼稚園、大分中文学園、中津市沖代小学、大分大学の日本人学生などが集まって描いたものだという。パンダやドラえもんなど、両国でよく知られたアニメキャラクターや動物が、手をつないで武漢の子供らを応援している。

 大分と武漢は姉妹都市を提携して40年となる。今の厳しい情況に直面して今回の活動の主催者は、「大分と武漢は同じ船の仲間。千里離れた大分から武漢を応援する」と語った。

(曹 俊)

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