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日本の元首相鳩山由紀夫氏が上海市閔行区政府に5000個のマスクを寄付

2020年 2月 10日14:01 提供:東方網 編集者:曹俊

 日本の元首相鳩山由紀夫氏は中国の新型肺炎の情況をずっと注視しているが、このたび上海の漣泉大江戸を通じて医療用マスク5000個を上海市閔行区政府に寄付するとともに、中国の人々に新型肺炎と打ち勝って欲しいと祈る応援映像を送った。

漣泉大江戸が日本の元首相鳩山由紀夫氏の代理で上海市閔行区政府に5000個のマスクを寄付

人的資源を利用してマスクを収集 徹夜で上海に持って帰る

 この応援物資は8日夜、漣泉大江戸の責任者が日本の東京から上海に持って帰って、9日朝に上海市閔行区政府に寄付した。責任者は記者の取材に対して、「鳩山由紀夫氏は中国の状況に心を痛め、ずっと関心を寄せている。先週、我々の事務所に連絡があり、中国の人々を応援する映像を制作したいと依頼された。さらに、マスクを最も必要な人に寄付したいとも言われた。元首相は、日本のマスクも品薄になっているが、長年日本で蓄積したつながりを通じて、3箱、5000個のマスクを集めることができたそうだ。我々はこれを日本郵政を通じて輸送しようと思ったが、時間がかかるうえ、上海へのフライト便が減っているので、航空機で持ち帰ることにした」と述べた。


3箱5000個のマスクが上海市閔行区政府に寄付

鳩山由紀夫氏が応援映像で中日友好精神の発揚を希望

 マスクの寄付のほか、鳩山由紀夫氏は中国の人々を応援する映像を撮影。この中で氏は、出かけるときにはマスクをつけてください、と心をこめて呼びかけた。そして日本からの応援のメッセージや、応援の品物を届けると語りかけた。鳩山氏は、中国がこの厳しいときこそ、中日両国は友愛の精神で助け合うことが大事だと考えている。


中国の人々を応援する鳩山由紀夫氏

 漣泉大江戸の責任者は、「マスクの寄付はスタートに過ぎない。新型肺炎の動きを注視しながら、これからも鳩山氏と密接に連携して、有利な立場を利用して企業としてやるべきことをしながら、中日友好の架け橋として支援を行いたい。また、より多くの日本企業が、中国の人々のこの『闘い』に対する勝利や、武漢でがんばっている一線の関係者と医療関係者を応援する活動に参加して欲しい」と述べた。

(曹 俊 写真と映像:漣泉大江戸から)

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