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深センでスタートアップピッチ大会開催 中日のイノベーション交流を深める

2019年 12月 11日17:10 提供:東方網 編集者:王笑陽

 深セン市福田区で12月5日、みずほ銀行、平安云加速器、V-NEXTの共催による「日系スタートアップピッチ大会」が開かれた。農業IoT、ロボティクス、EC、音楽AIなど幅広い業種から参集した中国への進出を展望する日系スタートアップ10社が、中国投資家やアクセラレーター約30人に向けてプレゼンテーションを行った。大会後に行われた交流会では、日系スタートアップ企業と中国投資家による活発な交流や意見交換も行なわれた。

 主催者の一人であるみずほ銀行は、現在、日本国内で4000社を超えるイノベーション企業と取引がある。大企業とのビジネスマッチングや資金調達の支援を通じて、イノベーション企業のバリューアップに貢献している。さらに中国においても、2年前から深センを中心にスタートアップ企業の成長支援を開始。今年7月には「みずほ中国イノベーション企業支援室」も設置し、スタートアップを支援する専門部隊を深セン·上海·北京に配置して、中国スタートアップ企業の事業拡大、資金調達ニーズに対応している。

 これらを背景に今年11月みずほ銀行は、深セン証券取引所傘下のマッチングプラットフォームV-NEXTと業務提携を締結した。共同で開催した「中国スタートアップピッチ大会」には、100名以上の投資家が集まり、大盛況に終わった。

 2回目となる今回の「日系スタートアップピッチ大会」は、中国でのビジネス展開を展望する有望なスタートアップ企業を日本から招待し、中国のVC·CVCに向けプレゼンテーションを行った。参加した中国投資家の側も、日系スタートアップに高い関心を示していた。

 近年、巨大な中国マーケットへの参入を図る日本のスタートアップが増加傾向にある一方で、中国の投資家の方も高い技術力を持つ日系スタートアップへ関心を高めている。みずほ銀行では自社が持つ日本そして中国での業界ネットワークを駆使し、両者をつなげることで新たなイノベーション創出に貢献したいと考えている。

(編集:W)