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日本の店舗が「喜迎国慶」の看板で中国人観光客を誘致

2019年 9月 18日16:48 提供:東方網 編集者:王笑陽

 このほどあるネットユーザーが、中国のSNS·ウェイボーに日本のある免税店の写真を投稿した。その写真には、訪日中国人観光客がよく訪れるドン·キホーテのある店先が写っている。店のドアに簡体字で、「歓渡中秋喜迎国慶」(実は「渡」ではなく、「歓度」)と書いた看板が貼ってあり、赤い紙に黄色い字で書かれている点がいかにも中国らしい。

 「東京、広島、大阪など日本の都市では、中国人観光客を引き寄せるために、それぞれの店舗で中国の国慶節の半月前から『喜迎国慶』などと書いた中国語の看板を貼り出しています。最近はこういう状況がほぼ恒例となっています」と中国のオンライン旅行会社·シートリップ(Ctrip)の日本業務関係者は語る。

 日本の観光庁の調査によると、2018年に日本を訪問した中国人旅行客は838万人で、訪日外国人全体の26.9%を占めた。旅行消費額も一番多く、1.54兆円(約987億元)に達した。そのため、七連休となる中国の国慶節は、日本の多くの商業·サービス業者にとって巨大なビジネスチャンスとも言える。

 中国人観光客を引き寄せるために、日本の店舗では中国語の看板のほかにも、さまざまな措置を講じている。例えば、円高と消費税率引上げの影響をなくすために、高島屋や近鉄百貨などのショッピングモールは中国の旅行会社や銀行と協力して、5~8割引の特別扱いを行う予定だという。また、オンラインで注文するとホテルや空港まで配達するという「荷物フリー旅行サービス」も登場した。

 今年の国慶節連休も、日本は依然として中国人にとって人気の高い海外旅行先になるだろうと予想されている。

(編集:W)