韓国の音楽専門チャネル『Mnet』にて、２０１６年に放送開始されたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」の日本版が、今日９月３日、１０１名の練習生と主題曲を発表。同時に、テレビ放送、インターネット動画配信が決定したことも発表した。

『PRODUCE 101 JAPAN』の公式サイトが１０１名の練習生のプロフィールを公開

　「PRODUCE 101」とは、最初の選考を通過した１０１名の練習生が様々なミッションに挑戦し、視聴者による投票で勝ち残った１１名のメンバーがグループを結成し、デビューするというオーディション番組だ。

　日本版の名称は『PRODUCE 101 JAPAN』。日本メディアの報道によると、この番組は吉本興業とMCIPホールディングス、そして韓国CJ ENMが共同で手掛ける一大プロジェクトであり、TBSが９月２５日に放送することが決定したのこと。

　中国でも去年、この番組を導入して『創造101』が放送され、大ヒットを記録した。そしてこの中からガールズグループ「火箭少女101（ロケットガール101）」も誕生した。さらに今年も、ボーイズグループをデビューさせるシーズン２を放送する予定だ。

中国版「PRODUCE 101」でデビューした「火箭少女101」

　一方、韓国ではすでにシーズン４まで放送が行われていて、これまでに、ガールズグループ「I.O.I」と「IZ*ONE」、ボーイズグループ「Wanna One」と「X1」を輩出している。日本でも今回の番組で、どのようなボーイズグループが結成されるかが期待されている。

　日本版「PRODUCE 101」の練習生と主題曲が公表されたことで、中国のSNS·ウェイボーでは３日、「日本版produce101主題曲」が話題に上がった。「ちょっと韓国風にしすぎじゃないか？日本らしさが見えない」「３カ国の美意識が統一された？」「MC（司会者）だけがまだ日本人らしい」「日本の『PRODUCE 101』と聞いて最初に思ったのは、ガールズグループを結成すること」、といったコメントが寄せられている。多くの人は練習生のメイクと服装が韓国っぽいと感じているようだ。

「MC（司会者）だけはまだ日本人らしい」というコメントもある。（写真は公式サイトより）

（編集：Ｗ）