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中国人が作る「偽中国語」のスタンプ しかも関西弁?!

2019年 8月 1日9:28 提供:東方網 編集者:王笑陽

 日本人が作った「偽中国語」のLINEスタンプが、中国のソーシャルメディアで紹介されて話題になったことがあるが、今度は中国人による「偽中国語」スタンプが登場した。しかし、日本人が作った「偽中国語」スタンプと比べると大きな違いがある。

 「哄马泥」「哄马哄马」など、一見すると中国語のようだが、普通の中国人にとっては意味不明だろう。だが、もし日本語ができる中国人、または中国語ができる日本人なら、すぐピンと来るに違いない。

 例えば、「哄马泥」のピンインは“hǒng mǎ ní”で、片仮名で表記すると“ホンマニ”となる。つまり、関西弁の「ほんまに?」で、漢字の音を借りて日本語を書き表しているのだ。

日本語に訳すと...

 その一方で日本人の作った「偽中国語」は、日本語の文章から平仮名などを抜いて漢字だけをつなぎ合わせたもの。一見すると中国語のように見えるだけだ。

 日本語の文法は中国語とは大きく異なるが、日本の漢字は中国で一般的に使われている繁体字と字形が大体同じなので、「偽中国語」は日本語が分からない中国人にもだいたい意味が通じる。

日本人が作った「偽中国語」スタンプ

 日本人の「偽中国語」と比較すると、中国人の「偽中国語」には口癖のような短い言い回しが多い。なぜなら、日本のアニメやテレビドラマの影響で、日本語を学んだことのない中国人でも、「ありがとう」や「さようなら」程度の簡単な日本語にはなじみがあるからだ。そして、今回スタンプで使われた関西弁が多くの中国人にも分かる理由...。それはアニメ『名探偵コナン』に登場する大阪出身の名探偵、服部平次のおかげ!子供時代から『名探偵コナン』を見ていた若者からは、「頭の中に服部平次の声が聞こえてくる!」といったコメントが寄せられている。

『名探偵コナン』の服部平次は大阪出身

(編集:W)