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《おばけのQ太郎》のキャラクター「小池さん」のモデル·鈴木伸一氏が世代を継ぐ中日友好に期待

2019年 7月 31日14:41 提供:東方網 編集者:曹俊

中日漫画·アニメの交流に貢献

 鈴木氏は子供の頃に万籟鳴兄弟の『鉄扇の王女』を見、その水墨アニメの手法を自分の作品に取り込んだ。中国改革開放の1980年、日本アニメーション協会の中嶋興が中国への文化交流団を組織。鈴木氏は手塚治虫と共に日本アニメ産業の代表として、中国に行った。その際、上海美術映画製作所も訪問して、『鉄扇の王女』の作者の万籟鳴兄弟と念願の会見を果たした。1981年、手塚治虫は日本の東京·池袋で「中国アニメ映画祭」を開き、上海美術映画製作所の厳定憲や特偉などのアニメの巨匠を日本に招いて、交流を行った。これが縁となり、鈴木氏もこれらの師匠と深い友情を結ぶ。このアニメ映画祭には多くの観客が詰めかけ、鑑賞した人々は中国アニメの質の高さに驚いたという。

写真説明:2019国際少年児童アニメ漫画展の賞状にサインする鈴木氏

  このほど、「2019国際少年児童アニメ漫画展」が日本の東京で行われ、鈴木氏も審査委員として作品の審査に参与した。これに関して、「今回の作品は子供らしいものが多く、純粋で、天真爛漫な気持ちが現れていて、心がほっとなります。作品の多くが中日友好の要素を取り入れていて、いっそう温かさを感じました。中日両国の友好が世代から世代へ伝わるように祈っています」と語った。審査の後には50枚の賞状に一枚一枚サインをしなければならなかった。86歳ということで疲れなかったかどうか尋ねたところ、「中日友好、子供のためなので喜んで書きました」と答えた。