小中大
2019年 6月 14日15:53 提供:東方網 編集者:王笑陽
2019年は中華人民共和国建国70周年であり、中日友好条約締結41周年でもある。そこで、日本でのG20サミットの開催を機に、中日のアニメ·漫画文化の交流を推進しようと、中華人民共和国国務院新聞弁公室、中華人民共和国国家広播電視総局が共同で、「中国アニメ·漫画の日本ツアー、水墨の中から来る」を、神戸の日本芸術会館で開催している。
神戸の日本芸術会館には中国のアニメ·漫画作品136点が展示された。来場した神戸市民や小中学校の子供たち、神戸に住む中国人は、中国アニメ·漫画の百年の歴史に興味深そうに見入っていた。
会場には中国の古典的名作である、「琴と少年」、「オタマジャクシがお母さんを探す」、「牧笛」などの中国アニメーションや、豊子凱氏の「月上柳梢頭」、張楽平氏の「三毛流浪記」、賀友直氏の「小二黒結婚」などの漫画名作も展示されている。そして、日本の人々に現代の中国アニメ·漫画を知ってもらおうと、インターネット漫画の代表作品である林帝浣の「小林漫画」及び tango、老樹、聶峻、阿梗、姚非拉、Benjamin、本傑明、早稲といった中堅や新人漫画家の作品も同時に展示されている。
開催の初日には、中国の人気漫画家·林帝浣氏も登場した。彼の作品『卒業前の最後の授業』が今年の中国の大学入試の作文テーマとして選ばれたことで、最近特に話題に上った。わざわざ駆けつけたファンの要望に応えて、林帝浣氏はその場で漫画『卒業前の最後の授業』を描いた。
中国の人気漫画家·林帝浣氏と漫画『卒業前の最後の授業』
展示会は6月11日から16日まで開催され、その後は7月にかけて大阪と奈良でも開催される。大阪では6月22日に大阪中央区TWIN21で開会式が行われ、さらに中日アニメ·漫画の作家による座談会や、中国風アニメ映画·TVアニメ上映会などのシリーズイベントも開かれる予定だ。
(編集:W)