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日中関係好転で「ウィンウィン」へ=富山県知事

2019年 4月 26日15:37 提供:中国国際放送局

北京で行われている第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで25日、「地方協力」に関する分科会が行われました。パネラーを務めた富山県の石井隆一知事は「富山県と中国との経済・文化・観光交流」と題したスピーチを行い、「一帯一路」イニシアティブを踏まえた上、中国とのウィンウィン関係の構築を訴えました。

石井知事は、これに先立ってCRIの取材に応じ、習近平主席が提唱した「一帯一路」について「自らの発展を、世界の発展に結び付けていきたいという中国の考え方で、大変大きな構想で素晴らしいと思う」と述べました。その上で「日中関係はここ1、2年で非常によくなってきているので、この勢いをうまく『一帯一路』の考え方につなげて、中国と日本、中国と富山県が一緒に発展していくウィンウィンの関係にしていきたい」と展望しました。

また、石井知事の来訪に合わせて、北京市内の「798アートエリア」で「とやま伝統工芸PR展示会」が開催されました。7つの産地から計21社、およそ120点の富山県の伝統工芸品が展示されたほか、高岡市の銅器や漆器の職人、螺鈿細工も駆けつけ、ワークショックを行いました。

富山県は、中日国交正常化に尽力した松村謙三氏の故郷で、1984年に遼寧省と友好関係を結んでいます。現在は大連や上海とを結ぶへの直行便があり、石井知事は地域交流を更に活性化するために便数の拡大を求めて両国に働きかけているということです。(取材:王小燕、劉叡、星和明)