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無錫国際花見ウィーク、桜が取り持つ中日友好

2019年 3月 26日11:38 提供:新華網日本語

中日桜友誼林がある無錫の景勝地黿頭渚。(資料写真、無錫=新華社配信/無錫市政府提供)

中国江蘇省無錫市で3月26日から4月1日にかけ2019無錫国際花見ウィーク・中日桜友誼林造林32周年記念イベントが開催される。同市政府が25日発表した。

無錫国際花見ウィークは1980年代の中日民間友好活動を起源とする。日本人の坂本敬四郎氏と長谷川清巳氏が発起した「日本友誼林建設実行委員会」が、無錫市と共同で「中日桜友誼林」を造り、日本の民間訪中団体と無錫市民により桜1500本が植えられたのが始まりとされる。

友誼林のある無錫の景勝地黿頭渚(げんとうしょ)の関係者によると、桜の面積は65万平方メートルにまで拡大しており、100品種余りの桜3万本以上が植えられている。開花の期間は40日前後にも及ぶ。毎年の花見の時期には国内外の観光客延べ50万人余りが訪れる世界的に名の知られた桜の名所となっている。

中日両国の桜をベースとした無錫国際花見ウィークは現在、花見や植樹、中日文化交流を一体化した大型民間交流イベントへと発展している。これまでに延べ1万6千人の日本人が同市を訪れ、桜の植樹活動や友誼林の整備、各種友好イベントに参加している。

今年の花見ウィークでは、日本文化の展示や日本の東方文化芸術団の公演、夜桜見物、花見船などの文化交流や観光イベントが行われる。(記者/何磊静)