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2019年 2月 27日17:03 提供:東方ネット 編集者:範易成
国際的に数多くの賞を獲得したこのドキュメンタリーを見れば、日本人の間で絆がどのように伝承されるのかが分かるだろう。
豊浜町は日本の香川県三豊郡にある小さな町だ。中日友好と中日国交正常を積極的に推進した大平正芳元総理大臣の出身地でもある。
豊浜町の住民は、合わせて8000人程度しかいない。しかし毎年秋には、約5万人の観光客を引き寄せる。彼らのお目当ては200年以上の歴史がある伝統の祭り――豊浜ちょうさ祭だ。
豊浜ちょうさ祭で最も注目されるのは華麗な太鼓台(ちょうさ)である。高さ5メートル、長さ13メートルあるちょうさは全部で20台以上。豊浜町の男に担がれ、大きな掛け声とともに町を練り歩くさまはなんとも壮観である。
ドキュメンタリー『魂の共鳴――豊浜ちょうさ祭』は、この祭をテーマに、祭りをめぐる人々や様々な出来事を記録した。
祭りの準備では、町の人々がみなそれぞれの役割を果たす。豊浜町の人はたとえ外で仕事をしていても、祭りのために故郷に帰ってきて自分の力を尽くすという。
日本では一年中、全国各地で様々な祭りが行われている。祭りは日本文化にとって非常に重要な存在だ。
祭りは伝統文化だけでなく心からの叫び このドキュメンタリーを見ると、日本民族の結集力や、人の絆の伝承などを理解することができるだろう。
ドキュメンタリーは日本に住む中国人青年監督の張時偉が制作した。
張時偉監督は、撮影のために豊浜町で1か月間生活した。そして祭りの盛り上がりや町の人々の普通の生活を映像に収めたという。
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