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日本の天皇が中国の「国宝」と称される顔真卿の「祭姪文稿」を鑑賞

2019年 2月 22日14:47 提供:東方ネット 編集者:範易成

  日本の天皇と皇后は20日、東京·上野の東京国立博物館を訪れ、中国の書を紹介する特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」を鑑賞した。

  「祭姪文稿」は中国台湾の故宮博物院が日本に貸し出したもので、「国宝」と称されている。今回の展示をめぐっては、中国台湾や中国大陸から、傷みやすい貴重な資料の海外への貸し出しと展示に対して、疑問や反発の声も出ていた。

  展示を見学した明仁天皇夫妻は、「祭姪文稿」や唐代の皇帝の作品などの展示品についての説明を真剣に聞きながら、じっくりと見入っていた。顔真卿の書が貴重なことから、天皇は感慨深げに「よく残っていましたね」と語り、皇后も「貴重なものでございますね」と感想を述べた。

  1月16日に始まったこの特別展は、2月8日時点で来場者がすでに10万人を超えている。展示は24日まで行われる予定だ。