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トキが繋ぐ中日の縁=中国のトキが再度日本へ

2018年 12月 25日15:44 提供:中国国際放送局

中国のトキが佐渡空港に到着(李軼豪/撮)

中日平和友好条約締結40周年を記念して、中国政府は今年10月、日本にトキのつがい「楼楼」(ロウロウ・雄)と「関関」(グワングワン・雌)を11年ぶりに日本に贈与しました。これは、日本のトキの繁殖を支援し、再び両国のトキを介した縁を結ぶため中国が贈与されるものです。現在、両国の友好の使者は、新潟県佐渡トキ保護センターの新居に暮らし、それぞれが日本でのパートナーをみつけ、来年の春の繁殖に備えているということです。

中国から来た「楼楼」(ロウロウ)と「関関」(グワングワン)(金子良則/撮)

佐渡トキ保護センターの金子良則博士の紹介によりますと、雄の「楼楼」(ロウロウ)と雌の「関関」(グワングワン)は、センターに入所当時に少し痩せたものの、現在は非常に元気で元の体重に戻り、食欲も旺盛ということで、順調に行けば来年の3月には産卵し、4、5月頃には雛鳥の孵化が期待されるということです。

日本側は中国の支援の下にトキの種の保存に努めると同時に、公式や非公式の保護プロジェクトを通して、中国のトキの生息地の保護にも協力するなど、中日両国によるトキの保護における協力は、世界の野生動物保護史上の規範的存在となっています。(藍、む)