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「Panda杯全日本青年作文コンクール2018」表彰式、北京で開催

2018年 11月 20日10:35 提供:新華網日本語

中国北京市で19日、「Panda杯全日本青年作文コンクール2018」の表彰式が行われた。同表彰式には、中国外文出版発行事業局の陸彩栄(りく・さいえい)副局長や、訪中団を率いる日本科学協会の川口春馬理事、26人の訪中団メンバーらが参加した。陸氏はあいさつで「中日平和友好条約締結40周年に当たる今年、コンクールは5周年の節目を迎え、応募者と訪中団の人数は過去最多となった」と紹介。「皆さんの作文には中日関係に対する考えや、中国の文化や発展への関心だけでなく、両国関係において青年が果たす役割に対する独自の見解も見られる」と評価した。

川口氏は「人と人との関係は、努力すれば必ず広がっていく」と指摘。受賞者に対して両国の友好に力を尽くしてほしいと期待を述べ、「『雨垂れ石を穿つ』という言葉通りに、努力が報われると信じて、日中友好の架け橋になってほしい」と訴えた。日本科学協会国際交流チームの阿羅美奈子さんは取材に対し、応募者が年々増えており、特に高校生や社会人が以前より多くなったと説明。同コンクールが彼らにとって、中国について考えを深め、それを自分の言葉で表現できるいい機会になっていると述べた。

受賞者を代表してあいさつした宮地大輝さんは、誰もが情報にアクセスし、発信できる今の時代に、正確な情報を広めることが大切だと指摘。今回の中国訪問ですばらしい中国文化に触れ、多くの親切な人々や優秀な若者と交流したと述べ、「私たち日本の若者は私たちが目で見たものや触れた情報を、日本の人たちに発信していく必要がある」と決意を示した。

訪中団は北京市と四川省成都市を訪れ、中国の大学生と交流する他、成都ではジャイアントパンダ繁殖研究基地などを見学する。今回の成都訪問について宮地さんは「一番の楽しみはパンダを見に行くこと」と笑顔で語った。(記者/張帆、陳雨寧)