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東京·中国映画週間が閉幕 日本の観客に感動残す

2018年 10月 28日16:05 提供:新華網日本語

26日、第31回東京国際映画祭共催/提携企画の中国映画週間の閉幕式で記念写真に応じる中日両国の映画界代表。(東京=新華社記者/馬曹冉)

第31回東京国際映画祭共催/提携企画の中国映画週間の閉幕式と第3回ゴールドクレイン賞授賞式が26日、行われた。同映画週間では19日からの1週間で14作品が上映され、多くの日本観客に感動を与えた。

東京ミッドタウン日比谷のTOHOシネマズで行われた閉幕式には、中国北京電影学院理事会の侯光明(こう・こうめい)理事長、日中文化交流協会副会長で日中映画祭実行委員会芸術顧問の栗原小巻氏ら中日映画界関係者が出席、観客ら約300人が映画週間の成功を祝った。

栗原氏は「今回の中国映画週間で上映された作品が観客に多くの感動を与えたと聞きました。映画の持つ芸術の力は偉大だと思います。日中平和友好の永遠の誓いを映画交流で実現するということは大変うれしく、喜ばしい気持ちです」と述べた。

クロージング作品として「ニセ薬じゃない!」が上映され、多くの観客を魅了した。観客の半田さんは映画が終わっても席を離れ難い様子で、「すごくよかったです。何回でも見たいと思う映画でした」との感想。以前は中国映画ではアクション作品ばかり見ていたが、これからはもっと他の中国映画も見たいと思うと話した。また、山保さんは、中国と日本、その他の国にある素晴らしい映画が互いの国でより多く上映されるのを期待しているという。

閉幕式の後、「2018東京・中国映画週間日中映画祭ゴールドクレイン賞授賞式」が行われ、2018年上海国際映画祭の日本映画週間と2018年東京国際映画祭の中国映画週間で上映された両国の映画を表彰した。中日映画貢献賞は中日合作映画「逢いたい」に授与され、日本の「今夜、ロマンス劇場で」と中国の「オペレーション:レッド・シー」が最優秀作品賞を受賞した。

「イマジネーションゲーム」で人気女優賞を獲得した板野友美さんは、「今年は日中平和友好条約締結40周年です。日中合作映画などこれからも国を超えて、素晴らしい作品に出られるように頑張ります」と話した。

中国の俳優のシュー・ジェン(徐崢)さんが「ニセ薬じゃない!」で映画特別貢献賞を受賞、「映画文化の交流は両国民の間でとても身近なもので、両国の人々は互いの文化が好きです。映画自身が交流の言語として、私たちの関係をもっと親しくするのに役に立っています。映画を通じて、私たちがもっと互いに愛し合えることを祈っています」と述べた。(記者/彭純、杜瀟逸、馬曹冉)

26日、第31回東京国際映画祭共催/提携企画の中国映画週間の閉幕式であいさつを述べる栗原小巻氏。(東京=新華社記者/杜瀟逸)