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中日メディア交流会、新潟で開催

2018年 10月 19日14:34 提供:新華網日本語

18日に撮影した「中日メディア交流会」の会場。(新潟=新華社記者/馬曹冉)

在新潟中国総領事館の主催による「中日メディア交流会」が18日、日本新潟県新潟市で開催された。在日本中国大使館の郭燕(かく・えん)首席公使、在新潟中国総領事館の孫大剛(そん・たいごう)総領事、新潟県副知事の益田浩氏および中日両国のメディア代表者、関係者ら44人が出席した。

孫総領事は冒頭のあいさつで、「中日両国のメディアが自身の優位性や特色を活かした双方向の交流協力メカニズムの構築に向けて検討し、文明間対話や相互学習の推進を通じて両国間の相互信頼を向上させ、両国の架け橋としての役割を力を合わせて果たしてほしい」と述べた。

益田副知事は、「日中友好の象徴であるトキの野生復帰10周年を同県で迎えるにあたり、14日に佐渡で記念式典が行われること、そして中国が新たに提供したトキ2羽が佐渡に到着したことなど、これまでの交流が着々と実を結びつつある」と喜びを示した。

その後、郭首席公使が基調演説を行い、新時代の中日関係が抱える課題とその具体的な取り組みについて、次の4つの面について指摘した。①政治と安全保障面の相互信頼を増進させる。②敏感な問題を適切に処理し、食い違いを建設的にコントロールする。③国民交流の深化。④実務協力の拡大。

郭首席公使はまた、中日両国のメディアは互いの国と中日関係に対する認識、理解を増進させ、より客観的・全面的な報道を行い、両国社会の不信や懸念を取り除き、コンセンサスを醸成して、中日関係が持続的で健全かつ安定的に発展するよう、より多くの「プラスエネルギー」を蓄積していくべきだと表明した。

新潟日報社の小田敏三社長は同交流会で、日本の田中角栄元首相が日中国交正常化のために情熱を注いでいた当時のことを振り返った。他の出席者は、「中日平和友好条約締結40周年、田中角栄先生生誕100周年をめぐる中日両国関係の現状と未来」、「中日の地域的経済協力」および「メディア分野における交流と協力」という3つのテーマをめぐって、突っ込んだ交流を行った。(記者/彭純、馬曹冉)