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さくらももこさん、子供時代の楽しかった思い出をくれてありがとう

2018年 8月 28日16:49 提供:東方ネット 編集者:王笑陽

 日本のメディアは、日本の人気漫画「ちびまる子ちゃん(中国語訳:樱桃小丸子)」の作者であるさくらももこさん(中国語訳:樱桃子)が15日、乳がんのために亡くなったことを報じた。本名は非公表。所属するさくらプロダクションが27日訃報を発表した。

所属するさくらプロダクションの発表した訃報

 「ちびまる子ちゃん」は中国でも人気で、大勢のファンがいる。突然の訃報を受け、中国のファンは悲しみの中にSNSで、「皆さんの子ども時代の思い出ですね。安らかにお眠りください」「まるでちびまる子ちゃんを失なってしまったような…」「ちびまる子ちゃんがいろいろと喜びをくれました。ありがとうございます」「ちびまる子ちゃんは私の子ども時代の思い出です。さくらももこさんはきっとまるちゃんの世界に行ったことでしょう」と書き込んでおり、さくらももこさんへの哀悼の思いを表している。

中国のSNSウェイボーの追悼コメント

 さくらももこさんは、静岡県清水市(現静岡市)出身で、1984年にデビュー。自身の子ども時代の思い出を投影した、小学3年のまる子の日常を描く漫画「ちびまる子ちゃん」を、集英社の雑誌「りぼん」に86年から連載した。90年にはフジテレビ系でアニメ化されて社会現象になった。そして自ら作詞し、B.B.クィーンズが歌ったテーマ曲「おどるポンポコリン(中国語訳:《大家一起来跳舞》)」も同年、130万枚を超える大ヒットとなった。

さくらももこさん

 ちびまる子ちゃんが中国でいつから放送開始されたかは明らかにされていないが、95年前後のことだったのではないかと考えられる。80年代から90年代生まれの中国人にとって、子供時代の楽しい思い出だ。2016年に中国で上映された劇場版『ちびまる子ちゃんイタリアから来た』も、多くの人を感動させた。

中国のファンの心に残るまるこちゃんの名セリフ

 なぜ日本の国民的なアニメが中国でこのように人気があるかというと、その答えは人によって違う。ちびまる子ちゃんの日常的な話の中に人々はリアリティーを感じ、自分がまる子ちゃんと似ている傾向を見つけられるからかもしれない。いろいろな欠点があるけれど、純真で楽天的な性格を持ち、時に鋭かったり、深かったりする名言が多いまるこちゃんを、人は好きにならずにはいられないのではないか。

 あなたがちびまるこちゃんを好きな理由はなんでしょうか?

(編集:W)