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日本の落語家が北京で落語会開催

2018年 5月 13日14:38 提供:中国国際放送局

北京市朝陽区で12日、「古今亭ちよりん落語会」が行われました。今年2月開催の「中日平和友好条約締結40周年早春北京寄席」に続く落語会で、落語協会所属の二ツ目・古今亭ちよりんさんが再び日本から訪れました。

北京の日本料理屋「八重垣」で行われた落語会には約30名が足を運びました。1時間ほどの高座で「やかん」、「崇徳院」の2作品を披露し、日本の伝統文化を代表する話芸で会場は温かな笑いに包まれました。また、今回の中国興行は、前日11日に北京語言大学で中国と日本の大学生向けにも落語会を行いました。

12日の高座を終えたちよりんさんは「また北京で高座ができて、裏が返ること(2度目の機会)はうれしい。今回は中国の大学生に向けても行ったが、全ての内容を理解するのは日本人でも難しいこと。まずは落語が楽しかったという印象が残って、これをきっかけに興味を持ってくれればいいなと思う。今後は北京をはじめ、中国各地での活動をさらに広げていきたい」と中国興行の感想を語りました。

なお、古今亭ちよりんさんは今年の9月末に真打に昇進し、「古今亭駒子」を襲名します。その後、1カ月ほどに渡って、日本の東京の各演芸場で真打昇進の披露興行が行わる予定です。(星和明)