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第2回中日韓青年交流会が開催=北京

2018年 5月 28日13:20 提供:中国国際放送局

北京市人民対外友好協会などの主催による第2回中日韓青年交流会が27日午後、北京で行われました。

この交流会は、同日開かれた「北京国際民間友好フォーラム2018」の一環として行われ、北京市青年連合会や北京青少年芸術センター、中央民族大学、日本自治体国際化協会(CLAIR)、東京都日中友好協会、韓国大使館、韓中文化青少年協会など3カ国の各界の代表約50人が参加しました。

CLAIR北京事務所の中島尚人次長

CLAIR北京事務所の中島尚人次長は、若者交流のための「自治体職員協力交流事業」について、「中国における国際交流の担い手を育成するために、地方政府の職員を研修員として受け入れ、実践的な研修を行う、いわば『人づくり』の事業である。日本の地方自治体は、一般行政、環境、経済、貿易、農業など幅広い分野を対象に受け入れており、北京事務所はこれまでに507人の研修生を日本に派遣した」と説明しました。その上で「今後もこうした事業を中心に、日中の若者たちの交流をさらに進めていく。日中平和友好条約締結40周年という節目の年に、日中友好が一層深まることを祈念している」と述べました。

韓国大使館の韓相国参事官

また、韓国大使館の韓相国参事官は、インターネットによる交流の利便性を取り上げ、「インターネットがなかった時代やそれほど便利でなかった時代に比べ、今の若者はかなり交流しやすくなった。3カ国の若者がインターネットを活かしてより積極的に交流し合うよう望む」と語りました。

中央民族大学の李金珠さん

中央民族大学4年生の李金珠さんは、「3カ国の若者は、書道など文化芸術分野の交流だけでなく、AI(人工知能)やVR(仮想現実)など最新の技術に関する講座や大会、環境ボランティア活動を行い、ニューメディアを活かした情報発信についても交流できる。今後の交流は、ただ会話したり懇談会を行ったりするだけでなく、3カ国の若者が一緒に何かのプロジェクトを行う必要がある。そうして初めて相手に対する理解ができ、友情も育まれ、そして真の友情と協力の基盤ができるからだ」と話しました。(取材:斉鵬)