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北京大学OB有志、日本で書法篆刻展

2018年 6月 28日10:42 提供:新華網日本語

北京大学校友書法篆刻展が26日、東京の早稲田大学で開幕した。同展は中日平和友好条約締結40周年を記念して両校が行う文化交流活動となる。

展示会は北京大学国際合作部と早稲田大学孔子学院が共同で開催し、北京大学の教職員やOBによる作品35点を展示した。

北京大学元常務副校長の呉志攀教授は、中日両国の民間交流には、それを取り持つ要素が必要との考えを示し、書法(書道)など中国伝統文化をその一例に挙げた。また、日本は数千年にわたり中国文化の影響を深く受けてきたことから両国文化には多くの共通点があるとし、今回の活動が中日両国の民間交流で認識と理解を深める窓口になることに期待を示した。

早稲田大学国際部長の黒田一雄教授は記者に対し、両大学の交流の歴史は非常に長く、100年あまり前には李大釗など中国の著名な学者、革命家の多くが早稲田大に留学するなど、互いに密接な関係を保ち続けてきたと語った。今回の展示会は両大学の教員・学生間の交流を積極的に促す一助となるとし「両校が今後も引き続き手を取り合って交流・協力を深め、日中間の友情の架け橋になることを願う」と語った。

今回の展示会の運営代表者である郭俊傑・北京大学校友書画協会執行会長は、日本が中国書法の晋唐時代の書風を良い形で継承しつつも、多くの創意工夫を生み出していることを評価。双方が交流を通じて相互に啓発し合うことは、中国の現代書風や両国文化の交流を促す上で現実的な意味を持つと述べた。

方建勲・北京大学校友書画協会秘書長によれば、今回の出展作品は中国の伝統書法の古風で優雅な味わいを重んじており「和して同ぜず」という気品が表れているという。

北京大学のOB代表は今後、武蔵野大学や桜美林大学、工学院大学などに赴き書法巡回展と交流活動を行う見込み。(記者/王可佳)

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