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上海市で中日平和友好条約締結40周年記念国際シンポジウム

2018年 6月 26日9:12 提供:新華網日本語

中国社会科学院、復旦大学、中華日本学会が主催し、中国社会科学院・上海市人民政府上海研究院、復旦大学日本研究センター、中国社会科学院日本研究所が運営を行う「新型国家関係と人類運命共同体構築の推進―中日平和友好条約締結40周年記念」国際学術シンポジウムが24日、上海市の錦江飯店で開催された。

中国社会科学院学部主席団主席で中国人民政治協商会議(政協)全国委員会・民族宗教委員会主任の王偉光氏、日本の福田康夫元首相、中国外交部元副部長で元駐日大使の徐敦信氏が開幕式に出席し、特別記念講演を行った。復旦大学の許寧生学長、中国社会科学院・日本研究所党委書記で副所長の劉玉宏氏、片山和之駐上海日本総領事、谷野作太郎・元駐中国大使、兵庫県立大学理事長で前防衛大学校校長の五百旗頭真氏が開幕式であいさつした。

特別記念講演を行う中国社会科学院学部主席団の王偉光主席(新華社配信、復旦大学提供)

王偉光氏は「条約の精神に立ち返り、共に時代の使命を担い、中日関係の長期的で健全かつ安定した発展を推進」と題する特別記念講演を行った。王氏は講演で次のように指摘した。中日両国が40年前に平和友好条約を締結したことには際立った意義があり、極めて大きな影響をもたらした。条約締結は中日国交正常化同様、両国関係で重要な歴史の節目となっている。条約締結40周年記念にあたり、まず何より大切なのは条約の精神に立ち返り、中日関係を正常な軌道に戻し、中日関係を再び船出させる精神的エネルギーを増強することであろう。中日友好の強化、平和発展の堅持、互恵協力の促進こそが平和友好条約の精神の真髄である。中日関係が40年来、長足の発展を遂げることができたのは、まさに両国が一貫して平和、友好、協力という大きな戦略的方向性を固く守り、両国の政府と人民が互恵協力の上で常にたゆまぬ地道な努力を続けてきたからだといえる。