江西省で29日、日本の故黒澤明映画監督の絵コンテ80点が展示されました。黒澤監督の手描き作品が大掛かりに展示されるのは、世界的に初めてのことです。

展示作品は、映画「影武者」、「乱」、「八月の狂詩曲」、「海を見ていた」、「まあだだよ」、「夢」の手描きのコンテや、映画とかかわりのある絵画計80点です。

展示会は、ムードにじっくり浸れるようになっており、黒澤監督が映画のシーンを思い浮かべる場面を味わって、絵に描かれた場面をデザインした際の巧妙なアイデアを体験させています。

この展示会を企画した掲倩茹さんは、「世界の芸術作品を披露する貴重な場である。江西省の人々に世界的な芸術の祭典を堪能していただきたい」と話しました。（ZHL、森）