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「心連心」訪日学生とホストファミリーが北京で再会

2017年 11月 5日16:56 提供:中国国際放送局

日本のホストファミリーと中国の子供たちとの再会イベントが11月4日夜北京で行われました。これは「心連心・中国高校生訪日事業」が設立後、初めての日本のホストファミリーが中国への訪問となります。

中日両国の人々が個人レベルの信頼関係を築き、より深い青少年の交流を実現させるため、2006年に国際基金(JAPAN FOUNDATION)が日中交流センターを設立し、心と心を通わせる "心連心"を合言葉に、日本と中国の将来を担う若者たちの交流を促進する事業を実施してきました。毎年9月上旬から翌年7月下旬まで、日本を訪れた中国の若者は各地のホームステイ先や学生寮に滞在し学びあいながら、共に成長していくというプロジェクトです。

今年、長い間中国の高校生を受け入れた日本のホストファミリーに感謝の意を表明するため、駐日本中国大使館教育部は9組16人のホストファミリーを選出し、中国への訪問を招待することになりました。

交流会の様子

訪中の一環として、これまで日本でホームステイした中国の学生と北京で再会し、交流会を開きました。席上、中国大使館教育部を代表する中国教育国際交流協会の李春生副秘書が挨拶に立ち、感謝の意を表した上で、今後も多くの両国の青少年または民間の交流が深まっていくことを期待すると述べました。

李春生中国教育国際交流協会副秘書

鹿児島県からの松木場さん夫婦は会場で久しぶりに四年前にホームステイしていた王さんに会って、「無口で大人しい子から明るく、化粧もするようになって、本当に大人になった。嬉しい」と語りました。

鹿児島から訪れた松木場さん夫婦と王さん

また、今年の7月に日本から戻ってきた東北育材高校三年生の李さんは、「ホームステイ先のお婆さんを寂しくさせないため、日本にいる間によく一緒に映画を見たり、ご飯などを作ったりした。今日はわざわざ瀋陽から4時間も汽車に乗って会いに来た」と話しました。

ホストファミリー達は北京のほか天津をも訪問しました。(取材:トントン、馬ゲツ)