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中日

在日中国大使館、国慶節と中日国交正常化45周年を祝うレセプション開催

2017年9月29日 12:31
 提供:中国国際放送局

29日に中日国交正常化45周年を迎えるにあたり、在日中国大使館は28日夜、中華人民共和国成立68周年及び中日国交正常化45周年を祝うレセプションを開きました。日本の安倍晋三首相が外相らの閣僚を率いて出席しました。

程永華中国大使は挨拶に立ち、新中国成立後、特にこれまでの5年間、中国は政治、経済、外交の面で収めた成果と、中日国交正常化45年の歴史を振り返った上で、「現在、中日関係は次第に改善されつつある。同時に複雑で敏感な要素も多くある。双方は大局を重んじ長い目で物を見、両国関係の政治的基盤をよく守るよう望んでいる」と述べました。

程大使はさらに、「実際の行動で、中日両国は互いに協力パートナーになり、互いに脅威にならず、互いに相手国の平和発展を支持するという共通認識を実行に移し、政治的戦略的相互信頼を絶えず強め、矛盾と食い違いを適切に抑制し、中日の戦略的互恵関係が正しい方向に向けて発展するよう推進していく」と提案しました。

安倍首相は挨拶の中で、両国国交正常化45年来、人的往来と文化交流などの面で収めた豊かな成果を振り返り、「このような活発な人的往来と緊密な経済関係、そしてお互いの文化交流は国交正常化以来、両国が築き上げた、掛け替えのない財産といえるでしょう」と述べました。

河野太郎外相は挨拶で、両国関係が両国及び国際社会にとっての重要性を強調し、「国際情勢がいかに変わろうとも、日中関係が両国にとって最も重要な二国間関係の一つであることに変わりはありません。私はそろそろ日中が肩を並べて、気候変動や、或いは感染症対策といった地球的な課題に共に取り組むことが大事な時代に入っているではないかと考えております」と語りました。

日本各界の友好人士、各国の在日使節、日中友好団体、経済と文化関係者、及び在日中国人の代表ら2000人余りがレセプションに出席しました。(玉華、kokusei)