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中日国交正常化45周年記念国際学術シンポジウム、北京で開催

2017年 8月 29日14:06 提供:新華網日本語

新華網北京8月29日(記者/王珊寧)中国社会科学院に主催された「中日国交正常化45周年記念国際学術シンポジウム」の開幕式が26日、北京市の人民大会堂で開催された。今回のシンポジウムは、唐家璇(セン)中日友好協会会長、日本の横井裕駐中国大使、河野洋平元衆議院議長ら中日双方の多くの友好人士、専門家及びメディア代表などが開幕式に出席し、素晴らしい講演を行なった。

唐家璇(セン)中日友好協会会長は、開幕式の基調講演を行なった。同会長は、中日関係の正しい方向への改善・発展を推進するために双方が努力すべき4つの重点を提起した。1つ目に、正確な認識を確立し、政治的な相互信頼を深める。2つ目に、大局・長期的な視点で、摩擦や不一致を管理・制御する。3つ目に、経済貿易の協力を深め、互恵・ウィンウィンを図る。4つ目に、友好的な交流を強化し、国民の友情を深める。

王偉光中国社会科学院の党組書記・院長は開幕の式辞の中で、今日私たちが中日国交正常化45周年を記念するのは、両国の関係発展への責任感と使命感を強め、国交正常化の初志を振り返り、中日関係のよりよい発展を堅実に推進するためであり、このようにしてこそ真の意味で「歴史を鑑として未来に目を向ける」ことができると指摘した。

横井大使は式辞の中で、今回のシンポジウムで、日中双方の有識者が互いに知恵を分かち合い、時代とともに前進していく日中関係の発展について活発な討論を展開するよう強く期待していると述べた。

親中派として著名な政治家である河野洋平元衆議院議長は基調講演で、同氏が長期に渡り「1つの中国」の立場を堅持し、過去の歴史を正確に認め、中国との関係が健全で安定して発展するよう望んでいるとの一貫した意見を重ねて表明した。

開幕式では、中国社会科学院日本研究所の高洪所長が「中日関係発展の6つの基本的見解」の文書を読み上げた。1、歴史を直視し、未来に目を向ける。2、原則を遵守し、相互信頼を積み重ねる。3、経済協力し、互恵・ウィンウィンの関係を構築する。4、交流を強化し、平和的に共存する。5、共通点を求めて相違点は保留し、摩擦を解消する。6、平等に接し、何世代にもわたり平和を守る。

(新華社より)