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第二次世界大戦時に中国を支援した米国人老兵士の子孫、四川省建川博物館に文物を寄贈

2017年 7月 18日8:07 提供:新華網日本語

新華網成都7月17日(記者/葉含勇、李力可)中国を支援した米国人老兵士の故レックス・ジェームズ・ベイツ(Rex James Beitz)氏による抗戦文物の寄贈式典が16日午後、四川省建川博物館で行われた。わざわざ米国から駆けつけたレックス・ベイツ氏はその父親の遺物7件を建川博物館に寄贈し、人々がこれらの所蔵品を通じて第二次世界大戦を背後に持つ英雄たちについて知り、中米両国の人々が日本人侵略者と共に戦ったあの頃の歴史を理解してくれるよう望んでいる。

レックス・ベイツ氏が会場で展示しているその父親の遺物には、ハワイの1ドル紙幣1枚や第二次世界大戦中に父親が身につけて持っていた地図、そして物資がひどく不足していた時期に祖母が小麦粉などの生活必需品の購入に使用した「食糧配給切符」などが含まれている。

「フライング・タイガース館」にある米軍ヒル大佐の豊富な展示品を見学した後、レックス・ベイツ氏は「第二次世界大戦史の研究にずっと沒頭してきたので、今回中国を支援した米軍の文物・史料を専門に展示した博物館を見学できて、とても感動した。帰国後には家族を動員し、第二次世界大戦時の貴重な所蔵品をより多く中国の博物館に寄贈するつもりだ。」と記者に語っていた。

(新華社より)