第35回長野県北京放送を聞く会定期総会がこのほど長野市で開かれました。

総会では、昨年度の活動報告が行われ、本年度の活動方針が確認されました。同会の主な活動には、中国国際放送局から派遣されているテレビ山梨の研修生や長野ラジオ孔子学堂の責任者との交流、地元の中国語学習者を集めた夏季スクーリングおよび中国人留学生との交流を図るスキー交流会、友好キャンプの開催支援などがあります。

総会後には、長野県国際交流員・李妮さんによる講演がありました。李さんの出身地である張家口市が2022年冬期オリンピックの開催地となったことにより、長野県との交流が一層盛んになったという話に注目が集まりました。

同会の西田節夫会長は、今年で就任8年目を迎えます。「健康の秘訣は日中友好活動に従事すること」と口癖のように話す西田会長は、来年会長を退き、若者の活動をいつまでも陰で支えていくとの意志を表明しました。

長野県北京放送を聞く会は現在会員数30人を超え、日本各地の「北京放送を聞く会」の中でも最も活発に中日友好活動を行っている団体の一つです。（王秀閣、謙）