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日本大学生代表団が中国棋院で囲碁交流

2017年 3月 25日14:51 提供:中国国際放送局

中国日本友好協会の招きで、今年の第1陣となる日本の大学生代表団が23日北京に到着しました。この歓迎晩餐会が24日夕方、北京市内の貴賓楼飯店で開催され、中国人民対外友好協会の宋敬武副会長を始め、日本大学生代表団の酒井哲夫団長や中国棋院と両国の大学生200人余りが参加しました。

この会で中国側代表の宋敬武副会長が挨拶に立ち、中日国交正常化45周年の重要な時期に、「日本の大学生は今回の機会を活かし、中国の若者と触れ合い交流してほしい。そして、帰国後は今回の収穫を家族や友人と分かち合うことを期待している。今後、両国の大学生が交流を強め、手を携え、中日友好の架け橋となり、両国関係の美しい未来を共に切り開くことを心より願っている」と述べました。

日本学生代表団の酒井哲夫団長はこれに対して、「代表団の各メンバーが今回の文化交流や囲碁交流を通して、両国若者の友情を深め、東アジア特有のスポーツ・文化を共に作り上げてもらいたい」と述べました。

当日午後、訪中団2017年第1陣109人のうち、囲碁班の30人が中国棋院を訪れ、中国の学生と囲碁の交流対局し、盤上で熱戦を繰り広げました。言葉は通じませんが、碁盤に石を並べて感想戦を行う場面も見られました。参加者の一人、信州大学の高須桜さんは「中国語はあんまり分からかったが、囲碁を通して一つの碁盤に向かい、同じルールでコミュニケーションが取れたので、良かった」と語りました。

主催側、中国棋院囲碁部の王誼部長は「若者は両国の未来であり、両国の大学生たちは囲碁の交流を通して、相互理解を深め、交流を促進するなど、両国の未来に計り知れない影響を与えていく。今回の囲碁交流に参加した学生たちは中日友好の伝播者と実践者になってほしい」との期待を寄せました。

なお、今回中国を訪れた109人の学生たちは、29日までの滞在期間中に、北京の他、山東省や上海などを訪問する予定です。

(取材・写真:趙雲莎)